新型コロナウィルスの流行で、昨年からテレワークの導入を始めた企業が増えましたね。タイに住む私の周りでも、昨年の第一波発生時から数ヶ月は、ほぼテレワークだったという声をよく聞いていました。
東京都の最新のテレワーク導入率調査結果によると、従業員300人以上の大企業でテレワーク導入率が76.5%、その他30人以上の企業を含めた全体の数字でも57.1%と、WFH(ワークフロムホーム)がこの一年でかなり浸透してきました。
私自身は、毎日何時間もデスクワークをすることはないのですが、バンコクに来てから書斎を作っておらず、アパートに備え付けのダイニングテーブルと椅子でずっと作業をしてきました。
ちょうど上のイラストのような姿勢で長い間作業をしていたので、気づけば肩こりと腰痛が見過ごせないくらいに悪化…。これはまずい!と、最近真剣に作業用としてオフィスチェアを導入したいと考え始めました。
理想のワークチェアの条件
とはいえ、オフィスチェアって昔ながらの地味な感じのデザインが多い?長時間の座り心地を追求したらゲーミングチェアみたいになる?と、あまり自宅に導入するイメージが持てなかったのも事実でした。今の自分に必要なワークチェアの条件をまとめると、こんな感じ。
- リビングやダイニングルームに置いても違和感のないシンプルなデザイン
- しっかり腰やお尻をサポートしてくれる機能性
- 長期間の保証が付いている
- 高すぎず安すぎず、ほどほどな価格
そんな折、バンコクに文具とオフィス家具のトップメーカー「コクヨ」のタイ支社があることを知りました。「コクヨ」は日本人なら誰でも一度はお世話になっているであろうメーカーですよね。私もこれまで勤めた会社で「コクヨ」のオフィス家具を何度も使用してきたので、信頼感がある会社です。
しかも、ショールームはセントラルワールドのオフィス棟にあり、アクセスも抜群。早速、理想のワークチェアを探しに行ってきました!
「KOKUYO Thailand」のショールームを見学
「KOKUYO Thailand」の公式Facebookページから訪問したい日時の予約を入れ、当日は直接オフィスにあるショールームを訪問しました。可愛いキャラクターがお出迎えしてくれなごみます。
これまで「KOKUYO Thailand」は、法人向けのオフィス家具導入支援がメインでしたが、コロナ発生以降、自宅で使うためのオフィスチェアを探しにやってくる個人のお客様も増えているそう。
(※今回の記事は、事前にブログ掲載のご相談をさせていただき「KOKUYO Thailand」の承認を得た上で写真掲載をしています)
「コクヨ」では社員の方がオフィス家具を使って実際に働く姿を見学できる「ライブオフィス」という取組みを1969年から行っているそう。こちらは会議室ですが、色とりどりのオフィスチェアがおしゃれ…! 職場に活気をもたらしてくれそうですね。
当日は、日本人社員の方がおすすめのオフィスチェアを紹介してくださいました。
最近のオフィスチェアってすごく進化してるんですね…! 想像していたような威圧感はなく、すっきりとしたデザイン。肘掛けの部分や背面のサポートなどあらゆるパーツが動くので、体型に椅子の方が合わせてくれる感じでとても座り心地がよかったです。
私が実際に座ってみて、特にいいなと思ったオフィスチェアをご紹介します!
ing イング 29,900B〜
「こちらは世界初の360度動く座面なんです」と紹介されたのが、最高級ワークチェア「ing イング」。実際に座ってみると、しっかりとしたワークチェアなのに、座面がバランスボールのように動く! 新感覚が心地よく、しばらくゆらゆら揺れ続けてしまいます。
ノートパソコンで作業中の前傾姿勢を、しっかりサポートして足にかかる負荷を軽減してくれたり、座ったままでのストレッチ、ゆらゆら動きながらアイデアを考える…など椅子の動きひとつ変わるだけでこんなにできることが増えるんだ〜と驚きでした。
ローバック/ハイバック/メッシュなどの座面タイプや肘掛けのスタイルを自分好みにカスタマイズすることができます。
Any エニー 7,400B
ダイニングやリビングでのワークチェアにいいなと思ったのが、キャスター付きのミニマルチェア「Any エニー」。細いフレームが特徴ですが、意外と肘掛けも安定していて座面もモールドウレタンのしっかりしたクッションを採用。
木製のフローリングを傷つけにくいポリウレタン巻きのキャスターを使用していたり、北欧テイストのインテリアに似合うカラーリング(オリーブイエロー・アッシュターコイズ・ディープグリーン・ライトグレー)もおしゃれ!
FABRE ファブレ 28,800B〜
こちらは「KOKUYO Thailand」の会議室にも使われていた「FABRE ファブレ」というシリーズ。「日常に自然と溶け込む心地よさ」や「ワークとライフのシームレスな空間」を意識してデザインされたというだけあって、しっかりしたワークチェアなのに薄くてスタイリッシュ。
ファブリックは全部で11色あり、肘掛けの有無、本体と脚の色をブラック/ホワイト/ポリッシュ(脚のみ選択可能)から自分好みにカスタマイズできます。
公式インスタで紹介されているホワイトの本体×ホワイト脚の組み合わせがとても素敵! ちなみにこちらの「FABRE」はカスタマイズ品となるため、日本からの取り寄せになります。
「KOKUYO Thailand」ショールームへのアクセス
セントラルワールドのオフィス棟3階に総合受付がありますので、そこで「KOKUYO Thailand」ショールーム見学の希望を伝えてください。入館カードの受け取りにはIDカード(パスポート、運転免許証等)の提示が必要です。
KOKUYO Thailand
999/9 The Offices at Central Worlds, 9th Floor, Unit 912,
Rama 1 Road Pathumwan, Bangkok 10330
まとめ
今回紹介した商品以外にも、たくさん素敵なオフィスチェアがあるので、気になった方はぜひ「KOKUYO Thailand」の公式サイトをチェックしてみてください。全ての製品に5年間の保証が付いており、タイで購入した製品を日本で修理していただくこともできるそう。
ワークチェアは長期間使用するものなので、購入する際にも企業の信頼性と保証はしっかり確認して選びたいもの。私自身もまだ即決とはいきませんが、自宅の家具との相性や将来のライフスタイルを見据えて、今回お試ししたワークチェアも候補のひとつとして考えています。
みなさんのWork From Homeがはかどる素敵なワークチェア探しのヒントになればうれしいです!
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