バンコクの新型コロナウィルスによる非常事態宣言発表から、早くも1ヶ月が経とうとしています。夜間の外出禁止や、ソンクランに合わせてアルコールの販売も4月末まで禁止となるなど、厳しい措置が取られている状況ですが、住民一人ひとりが感染拡大を抑え込む努力をしながら日常生活を送っています。
そんな中、食べることが何よりの楽しみな自分にとって、久々に心躍る食のプロジェクト「#keeprolling」が始まりました!
このプロジェクトは、タイで30店舗以上出店している人気の和スイーツカフェ「Kyo Roll En」のオーナーパティシエであるDej Kewkachaさんの発案によるもの。彼と親交の深い4人のトップシェフが集まり、週替わりで限定のコラボロールケーキを販売しているんです!
#keeprolling プロジェクトの概要
- 第1週:Gaggan Anand氏とのコラボによる”PICK IT UP”ロールケーキ。Gagganのシグネチャーディッシュ”Lick it Up”から着想した柚子とマンゴーのチーズケーキ。
- 第2週:LE DUのTonシェフとのコラボによる”Chocky Jack”ミルクレープロールケーキ。チェンマイのチョコレートとジャックフルーツをメインにタイのローカル食材を使用。
- 第3週:Suhring兄弟とのコラボによる”Black Forest”ロールケーキ。ドイツの伝統的なシュバルツヴェルダーキルシュトルテをロールケーキで表現。
- 第4週:SORNのSupaksornシェフとのコラボによる”Cocorice”ロールケーキ。タイ南部のココナッツと米を使用。
このように錚々たる顔ぶれですが、どのコラボレーションもそれぞれの個性を生かした興味深いものになっています! その全てのコラボレーションをまとめ上げているのがDejさんで、彼はセントラルエンバシーにタイで初めての”Omakase”デザートバー「Kyo Bar」をオープン。繊細でアーティスティックなデザートを作っています。
現在、バンコクの飲食店はデリバリーまたはテイクアウトのみの営業を余儀なくされている状況ですが、店舗の垣根を越えて協力し、価値ある商品を販売することで従業員や地元の生産者たちを支援する目的のもと立ち上げられたそう。また、プロジェクトが終了した後には収益の一部を病院や医療従事者への寄付を予定しているそうです。
毎日完売!話題のロールケーキを実食
毎日11時の受付開始から、あっという間に完売してしまうほど人気のコラボロールケーキ。私もついに食べることができました。#keeprollingの特別ラッピングが施された素敵なパッケージで届きます。
こちらはミシュラン二つ星Suhringとのコラボロールケーキ”Black Forest”。ドイツの定番キルシュトルテをロールケーキにアレンジしたもので、甘さ控えめのチョコレートスポンジと甘酸っぱいチェリーの相性が抜群! 名前の通り、味覚の森に深く迷い込んでしまいそうなほど、美味しさの余韻が長く続きます。
こちらは、最終週のSORNとのコラボ”Cocorice”ロールケーキ。レストランが縮小営業を余儀なくされる中で、全国の生産者たちもせっかく収穫した農産物を出荷することができない状況に陥っていますが、そんな生産者支援の意味も込め、100%ローカル食材で作られています。
お米から作られたフワフワできめ細やかなスポンジで、毎日作りたてのフレッシュなココナッツクリーム、ヤングココナッツ、お米のフィリングを巻き込んでいます。炙りココナッツの食感も楽しくタイらしさを満喫できるケーキです。
オーダーは、下記Kyo Roll EnのSNSまたは電話から、毎日11時に受付が開始されます。
TEL:062-226-4555
LINE:@kyorollen
FacebookのDM: kyoroll
Instagram: @Kachabros
銀行アプリでの送金が確認できたら、翌日の発送になります。事前にLINEの@kyorollenで友だち追加しておくと、申し込み方法のメッセージが届きます。オーダー時には、下記の内容を伝えるとスムーズです!
1.連絡先名
2.電話番号
3.製品と注文金額
4.配送先住所
5.支払い証明(K bankの口座に銀行アプリで送金)
美味しいケーキを作り続けてくれているパティシエさん、たくさんのオーダーに対応してくれているスタッフの方々、デリバリーのドライバーさん…関わっている多くの方々の力があって、こんなに美味しいケーキを自宅で味わえているのだなぁと、改めて感謝の想いが強くなりました。
Stayhome期間中のたまの贅沢に、ぜひ #keeprolling のロールケーキも試してみてください!
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