長引く新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、タイでも4月3日より夜間の外出禁止令が発令。日中もスーパーと薬局、飲食店のテイクアウト&デリバリー以外のお店はほとんどクローズしているので、家ごもりの日々が続いています。
毎日不安との戦いですが、今はじっと家にいるのが自分の仕事と考えて、これまでできなかったことをしたり、有意義な時間にしたいなと思っています。
今日は、そんな家ごもり中の人にぜひ試してみて欲しい「梅酒(เหล้าบ๊วย)」作りの方法を紹介します。
用意するもの
- 青梅…1kg
- 氷砂糖…500〜700g
- アルコール度数35度以上のお酒…1.5L
- 保存瓶
- 爪楊枝
作りやすい分量の目安ですが、お砂糖の量などはお好みで調整してください。
Step 1 保存瓶を消毒する
梅酒をつけておくための保存瓶を用意します。綺麗に容器を洗った後、熱湯かアルコールで消毒します。これを完璧にやっておくことで、梅酒のカビを防ぐことができます。
Step 2 青梅を洗い、2時間ほど水につけてアク抜きをする
青梅をさっと水で洗って汚れやゴミを落とした後、水を張ったボウルの中に入れて2時間ほど水につけ、アク抜きをします。
Step 3 青梅の水気を拭き、爪楊枝でヘタを取る
アク抜きを終えた青梅はザルに上げ、水気を拭き取り爪楊枝でヘタを取ります。
下処理後の青梅。こちらの梅はロイヤルプロジェクトのもので、おそらくチェンマイかチェンライ産だと思います。タイでは3月〜4月が青梅のシーズンのようです。日本のものより少し小ぶりですが、香りはとてもいい梅の香りがします。
Step 4 氷砂糖とお酒に漬け込む
最後に、保存瓶に梅と氷砂糖を交互に詰めていき、梅が全部浸かるくらいまでラム酒を注ぎます。私はタイの「センソン」というラム酒を使いましたが、アルコール度数35度以上のお酒なら、ホワイトリカー、ウィスキー、ウォッカ、ジン、ブランデーなど何でもOKです。
梅が余ったら白梅干しも!
少し青梅が余ったので、黄色くなっていて完熟気味のものは分量の18%の塩を加えて梅干しを作ることにしました。タイでは赤紫蘇が手に入らなかったので、赤紫蘇は入れずに、シンプルに梅と塩のみで。塩は、サムットサーコーンの塩田で購入した塩を使いました。
日本でも梅のシーズンにはこういった梅仕事をしていたので、タイでも青梅が買えると知ってとても嬉しかったです! もしスーパーや市場で新鮮な梅(タイ語でบ๊วย)を見かけたら、ぜひ作ってみてくださいね。
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