私の住むタイ・バンコクでは、昨年末に隣県のサムットサコーンで新型コロナウィルスの大規模クラスターが発生したこともあり、年明け早々一部の業種で営業禁止や教育機関の閉鎖が通達されるなど、落ち着かない日々を過ごしています。
第2波の発生で、日常が戻りつつあったバンコクの街にも緊張が走り、自分の心境にも少しずつ変化が起こりました。
少なくとも今年中はこの状況が続きそうなこと。停滞する経済の影響が、いつ家計に降りかかってくるかもわからないので、なるべく生活をシンプルに整えたいー。今はそんな風に考えて、身の回りのものを減らしたり、健康な体づくりに取り組み始めています。
身の回りのものの見直しを進めていると、自分が普段からいかに衝動的に消費を行ってきたかということに気付かされます。クローゼットやバスルームはモノの山…。
そこで、お気に入りだけを手元に残し、「最後まで使い切る」を新年の目標にすることにしました。スキンケアは自分の体質にあっていて、ブランド理念に共感できる「Huxley」と「Bangkok Soap Opera」に絞ることに。ブランドを固定することによって買い物で悩む必要もなくなり、とても快適です。
今回は、そんな個人的偏愛ブランドのひとつ「Bangkok Soap Opera」のショップを紹介します。
Bangkok Soap Opera
883, 1 Sukhumvit Rd, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
営業時間:10:00〜20:00
無休
https://www.soapoperabkk.com/
「Bangkok Soap Opera」は、2015年にウクライナ人のマリアさんが始めたナチュラルソープのブランド。食べても大丈夫なほどの成分で作られた商品は、安心して肌にも使うことができるというポリシーのもと、全ての商品を99%食用成分&ケミカルフリーで作っています。
BTSプロンポン駅からスクンビット通りをトンロー方面に向かって歩き、「レインヒル」「THANN」を超えたあたりに「Bangkok Soap Opera」の路面店があります。「ターミナル21」の3階にも支店があるそうです。
看板商品のナチュラルソープは、常時30種類前後をラインナップ。壁一面にずらりと並ぶ様が圧巻です。
ドライ、オイリー、コンビネーションとさまざまな肌タイプに対応したソープがあり、顔と体両方に使うことができます。量り売りですが、大体1個100B前後でした。
ソープの他にも、シャンプー&コンディショナーバーやヘアオイル、スクラブ、クレイマスクなどさまざまなケアグッズを販売しています。
個人的には、シャンプーバーがとてもお気に入りです。石けんシャンプーって、きしみがすごかったり、泡立たない印象があったのですが、ここのシャンプーバーはモコモコのきめ細かい泡で頭皮をスッキリ洗い流すことができます。コンディショナーバーとセットで使うと指通りも良く、髪にコシが出てきた気もしています。
店内には商品をその場でお試しできる洗面台が設置されています。リゾートホテルのようなナチュラルなインテリアも、真似したくなるほどおしゃれです。
SDGsの観点でも、先進的な取り組みを行っている「Bangkok Soap Opera」。パッケージのプラスチックフリーや、製品ボトルのリサイクルに加えて、地域の飲食店から回収した古い食用油で新しい石けんを作り、孤児院やスラム、漁村などに寄付を行う活動を3年以上も継続しているそうです。
使い心地にこだわりながら、環境への負荷も減らし、消費が社会を良くすることにも繋がっていくー。そんな気持ちの良い循環を感じられる、バンコク発のナチュラルソープブランドです。気になった方は、ぜひショップにも足を運んでみてくださいね。
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