いよいよバンコクは暑季に入ったそうで、外出するとすぐに汗だく……。少しでも日陰を求めて歩くようにしています。日に日に暑さを増している一方で、PM2.5の数値がさほど高くない日も増え、青空が見えるようになってきました。
そこで、そんな天気の良い日を狙って、アーリーの立派なガーデンのある隠れ家レストラン「Ahh Kard D」に先日行ってきました。この店名は、タイ語で良い天気を意味するอากาศดี(アーガート・ディー)から付けられており、まさに自然の美しさを堪能できる設計になっています。
一応最寄りはBTSのアーリー駅ですが、徒歩20分以上かかる距離なので、タクシー利用がおすすめです。駐車できる台数は数少ないですが、専用駐車場もあります。
Ahh Kard D
200/1 Phibun Watthana 1 Alley, Samsen Nai, Phaya Thai, Bangkok 10400
営業時間:11:30〜21:00
月曜休
https://www.facebook.com/ahhkardd/
大きな木が緑のアーチを作るエントランスのゲートをくぐった途端「ここ、めちゃくちゃ良いかも〜!」とテンションが上がったのですが、さらに店内へ入る入口にはロッキングチェアが。おしゃれなブティックホテルに来たかのような演出です。
広々とした2階建の建物を贅沢に使用した空間。店内のどの席からもガーデンの緑が見えるようになっています。
テラス席もたっぷり20〜30名は座れそうな空間があり、おしゃれなタイ人カップルのガーデンウエディングの会場にも使われているようです。
周囲は大きな木で囲まれているので、木陰もあって涼しく、夜はライトアップされてムーディーな雰囲気のようです。なんと、鳥だけじゃなくリスもこの森を駆け回っているんですよ〜。癒し…!
Ahh Kard Dの雰囲気
1階を入ってすぐの場所にはコーヒーカウンターがあり、お茶だけの利用も可能です。温もりのある古木やラタンの家具が落ち着くインテリアです。
1階右奥のスペースはグループでの食事にぴったりなテーブル席。家具や雑貨はアジアンながら今風のミニマルテイストでまとめられていて、大人の女子会にぴったりの雰囲気!
階段を上がった2階部分も客席になっていて、こちらは2人席から6人席まで全部で20〜30名ほどが着席できます。
アンティークの飾り棚に並んだ食器やピントーがおしゃれ。ところどころにタイの要素が入っていますが、スッキリ統一感のあるディスプレイで真似したくなります。
昔ながらのタイ食堂を思わせる、淡いピンクのタイルを使ったコーナーも。タイの昔の家庭の雰囲気を残しながら、現代のタイ人に合わせてアップデートされた、ほどよくプライベート感のあるインテリアが魅力です。
「Ahh Kard D」で食べられる料理は、タイ料理がメインです。シェフのおばあちゃんの時代から伝わるオーセンティックなタイ料理をメインに、オーガニックのジャスミンライスなど、品質にこだわった健康的なメニューを提供しています。
私は、タイ南部の料理らしい魚の内臓を発酵させたペースト(タイ・プラー?)のチャーハンに、豚の角煮とゆで卵が添えられたワンプレートを食べました。このチャーハンが、辛いけどコクがあってめちゃくちゃ美味しい! 付け合わせのパクチーやディルと一緒に食べると清涼感が増してとても美味しかったです。
ランチタイムは、タイ人のビジネスマンやOLで賑わっていました。観光客の姿はなく、地元の方に愛されているレストランなんだと思います。
料理も美味しくて雰囲気の割にリーズナブル。何よりインテリアのセンスが抜群に良くて居心地がいいので、カップルや女友達とのディナー、休日のブランチにぴったり。アーリー付近でゆっくり落ち着いて食事できるレストランをお探しなら、最適なお店だと思います!
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