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簡単なのに映えるタイ料理!「白身魚のライム蒸し(プラー・ヌン・マナオ)」を作ろう

暑い夏こそタイ料理!ほぼ年間を通して夏の気候のタイで、昔から食べられているタイ料理には、調理法や食材の使い方に夏を乗り切るヒントがたくさん詰まっています。そこで今回は、家庭のキッチンでも簡単に作れるタイ料理をご紹介します!

タイ料理のきほん

タイ料理の味を構成する要素はこの5つです。複雑な味の組み合わせから成り立っていますが、これらの調味料を取り入れるだけで一気にタイ風に仕上がります。野菜や淡白な味の食材もおいしく変身するんです。

  • 甘味…パームシュガー 、ココナッツミルク
  • 酸味…ライム、柑橘類
  • 辛味…青・赤唐辛子
  • 塩味…ナンプラー
  • 旨味…ナンプラー、味噌、タレ

この「五味」の構成と、焼く、炒める、揚げる、蒸すなどの調理法を組み合わせることでタイ料理のレパートリーを増やすことができますよ!

白身魚のライム蒸し(プラー・ヌン・マナオ)の作り方

今回は、日本でもなじみのある白身魚を使って簡単にできる、タイ風の蒸し料理をご紹介します。タイではスズキが使われることが多いのですが、鯛などでもおいしくできると思います。

  • 白身魚 1匹
  • レモングラス 1本 ※生のものは手に入りにくいと思うのでドライハーブでも◎
  • (手に入れば)ライムリーフ 4〜5枚
  • ショウガ 1かけ
  • 赤・青唐辛子 4〜5本
  • パクチー 1袋
  • にんにく 3かけ
  • ナンプラー 大さじ4
  • 砂糖 大さじ2
  • ライムの絞り汁 大さじ3
  • チキンコンソメ 1個
  • 水 1カップ

STEP1:魚の下処理と薬味を刻む

魚のお腹に切り込みを入れ、綺麗に内臓を取って下処理します。背中のウロコも取っておきます。
ショウガは千切り、パクチーは粗くみじん切り、唐辛子、にんにくも細かく刻みます。レモングラスは生のものがあれば1本大胆に使ったり、適度な大きさに刻んでもOKです。

STEP2:魚にショウガ、レモングラスを詰めて15分蒸す

STEP1のショウガとレモングラスを魚のお腹に詰めていきます。手に入ればライムリーフもぜひ入れるのがおすすめです(amazonやユウキ食品で取り扱いがあります)。
蒸し器の上に魚が乗るお皿を置き、そこにチキンコンソメ1個を水1カップで溶いたスープを魚の上にかけ、15分蒸します。

STEP3:ソースを作る

みじん切りしたにんにくと唐辛子に、砂糖大さじ2、ナンプラー大さじ4、ライムの絞り汁大さじ3を混ぜてソースを作ります。

STEP4:蒸し上がった魚にソースをかけて完成

STEP3のソースを魚に回しかけ、刻んだパクチーと薄切りのライムを添えて完成です。


魚を一匹丸ごと使った豪快さと、パクチー&ライムの緑、唐辛子の赤がカラフルで食卓を華やかにする一品です。見た目よりもとても簡単にできますし、このソースは唐揚げやチャーハンなど何にかけてもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね!

About Author

東京で20年間、女性誌やWEBメディアの編集者をしていました。2019年7月よりタイ・バンコクに移住。ゆるゆるとブロガー/ビデオグラファー修行中。

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