11月17日まで!「SORAYAMA SPACE PARK by AMKK」
最近BTSプルンチット駅のセントラルエンバシーの入口に出現したこのティラノサウルス、もうご覧になりましたか?
これは、全長11メートル・高さ3.74メートルの巨大なアルミニウムでできた彫刻作品。Dior 2019プレフォール メンズコレクションでのコラボレーションが話題となった日本人アーティスト空山基(Hajime Sorayama)さんの作品です。
現在、セントラルエンバシーの5周年を記念して「SORAYAMA SPACE PARK by AMKK」というアートイベントが11月17日まで開催中。そのメイン作品として展示されているのがこちらの作品なんです。
プロデュースを手がけたのは、「情熱大陸」「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演されたフラワーアーティストの東信さん率いるAMKK。エルメスやフェンディなど名だたるブランドとの仕事も多い東さんのフラワースカルプチャー(花の彫刻)も同時に展示されています。
THE INDOOR ATRIUM(G階)の展示風景
セントラルエンバシーといえば、この吹き抜け! 有機的なラインがとても美しいです。早速展示会場に行ってみます。(展示作品は許可を得て撮影しています)
G階の展示スペースには”Space Park”をイメージしたインスタレーションがあります。これぞAMKKの真骨頂といった雰囲気の、セクシーでパワフル、生命力溢れる花の隕石。ソリッドなメタルフレームとのコントラストが美しいです。
タイでよく見かける花や植物が多く使われていて、どの角度から見ても迫力満点です。月のクレーターをイメージした地面も面白いですね。
館内には空山さん作の小さなT-Rexが5体います。ジャングル、アマゾン、苔寺、南極…といったそれぞれのT-Rexが生きる環境をイメージした植物のランドスケープはAMKKの手によるもの。
リアルとアンリアルの融合ですが、どちらもとてつもないエネルギーを発しているので不思議な均衡が保たれています。絵力が強すぎる…!
SIWILAI STORE(5階)の展示風景
5階のセレクトショップ「SIWILAI STORE」にはポップアップショップも出現。空山さんのドローイング作品の展示や、今回のイベントを記念したTシャツ、トートバッグなどのグッズが販売されています。
AMKKのフラワーショップもあります。実際に花や植物の購入もできるようですが、店員さんはあまり育て方を知らないようでしたので、切り花やブーケの方が無難かもしれません…。とはいえ、バンコクでAMKK作品に出会う機会も珍しいと思うので、ぜひチェックをオススメします!
日本を代表するアーティストのスペシャルなコラボレーションがバンコクで楽しめる贅沢!芸術の秋を楽しみに出かけてみてはいかがでしょうか。
SORAYAMA SPACE PARK by AMKK
2019年10月16日(水)~11月17日(日)
セントラルエンバシー G階
Central Embassy, Level G.
住所:1031 PLOENCHIT ROAD, PATHUMWAN, BANGKOK 10330, THAILAND
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