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FEATURE / LIFESTYLE

「PAYA」タイの手仕事を伝えて30年。トンローの老舗インテリアショップ

“ステイホーム”が日常になってから、早くも一年が経ちました。自分も含め多くの方々が、これまでの人生の中で最も家の中で過ごした期間だったんじゃないかなと思います。

自宅での時間が増えるにつれ、より快適で居心地の良い空間を作りたいという気持ちは高まるばかり。以前よりも、インテリアショップに足を運ぶ機会が増えました。

そんな中、バンコクの人気フリーペーパー「と暮らす」さんより「3月発行の14号で雑貨特集を組むので、連動企画をしませんか?」とお誘いをいただきました。

そこで、以前から気になっていたトンローのインテリアショップ「PAYA」を編集部と一緒に取材することに。「Dii Bangkok」では、「と暮らす」本誌と一緒に楽しんでいただけるアナザーストーリーをお届けしていきます。

トンローの老舗インテリアショップ「PAYA」

「PAYA」のオープンは1990年。元々バンカーとして働いていたオーナー夫妻が結婚後に創業したインテリアショップです。2000年にはトンロー・ソイ10にショールームをオープン。30年に渡りタイ各地の手仕事の魅力を伝えてきた老舗です。

PAYA
203 Soi Thong Lo 10, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
営業時間:9:00〜18:00
日曜休
http://payashop.net/

今回は、オーナーのJeabさんにお話を伺うことができました。

店名の「PAYA」は、タイ語のおばさん(ป้า)、おばあさん(ย่า)から名付けられたそう。タイ各地で親から子へと受け継がれてきた、ぬくもりのある手仕事のアイテムを扱うお店らしい名前です。

「PAYA」のお店は立派な二棟の建物に分かれていますが、これはJeabさんが古いコロニアル様式のショップハウスからインスピレーションを受けて、建築家とともにデザインしたものだそう。

トンロー・ソイ10の道路に面した建物はテキスタイルと雑貨が中心、奥の建物は家具とうつわのショールームになっています。

それでは、「PAYA」で注目のアイテムをジャンルごとにご紹介していきます!

テキスタイル

「PAYA」の最大の特徴が、豊富なタイ各地のテキスタイル。タイシルクやイサーン地方の絣(前もって染め分けた糸を使って織りで文様を表す技法)、カレン族の刺繍を施したテキスタイルなど、貴重な手仕事の布が集まっています。

この美しい手仕事を長く残していけるようにと、職人たちの健康や環境に配慮して生産過程で天然の原料を使用しているのも「PAYA」のポリシーのひとつ。

もちろん私たち消費者にとっても、安全で使い心地が良い商品が提供されるサステナブルな循環を、創業当初から貫いています。

タイ北東部の伝統的なトライアングルクッションも、「PAYA」ショールームの中から好きなテキスタイルを選んでオーダーすることができますよ。

価格はサイズやデザイン、使用するテキスタイルにもよりますが、5,000B前後くらいからオーダーできます。その他、クッションカバーやさまざまな布小物のオーダーも可能。2週間〜1ヶ月程度で完成するそうです。

雑貨

自宅のインテリアはもちろん、プレゼントやお土産にもぴったりのおしゃれなタイ雑貨も豊富です。

オーナー夫妻の30年のショップ運営経験から、都会のコンドミニアムなどモダンなインテリアにもなじみやすいようにと計算され尽くしたカラー、モチーフのアイテムが揃います。

これは、布を織るときに使われるシャトル。家具のアクセントに使ったり、壁やドアの装飾に使うのもおすすめだそうです。思いがけない自由な発想に、とても刺激を受けます。

こちらは「トゥン」というタイでお祭りのときに飾られるもの。窓際のコーナーに飾るととても映えそう! マクラメインテリアとの相性も良さそうです。

うつわ

奥の建物は、うつわと木製家具のショールームになっています。落ち着いた色合いのセレクトで、日本の民藝や古道具が好きな方にもおすすめです。

深いグリーンとブルーが美しいセラドンのうつわ。彫り込まれている文様はタイや中国で愛される”酔芙蓉”の花だそう。1日のうちに3回も色が変化する不思議な花にちなんで、人生に起こるさまざまな変化を楽しめるようにという意味を込めているそうです。

こちらは白化粧をした上に葉っぱを乗せて焼き上げたという面白い技法のうつわ。繊細な木の葉文様が浮かび上がるモダンな一皿です。

家具

ナチュラルインテリアに取り入れたい、カラフルなバンブーラダーはタオルラックや小物掛けにGOOD。900B前後〜とお手頃な価格で購入できます。

2階は木製オーダー家具のショールームになっています。チークやローズウッド、ホワイトオーク、アカシアなど好みの木材を選んで椅子やテーブル、ラックなどをオーダーすることができます。

ショールームに展示されている以外のオーダーも、こんな感じにしたいというデザインの参考画像を店舗に持ち込んだり、メールで送れば相談に乗っていただけるそうです。

こちらは5種類の木材を使用した書類棚(48,500B)。日本でオーダーすると、おそらく倍くらいの価格になりそうな、見事なクオリティの家具でした。タイ生活の記念に、一生ものの家具をオーダーしてみるのもいい経験になるなぁと思います。

個人買いしたのはこれ!「オールドチークのトレイ」

手仕事の雑貨が好きな自分にとっては天国のような場所だった「PAYA」。素敵なアイテムの宝庫でしたが、後日じっくりと買い物をしに行ったときにひとめぼれしたのが、このオールドチークを使ったトレイ。

オーナーさん一家の所有する古い家を解体したときに出た、今では貴重なオールドチークの廃材をリユースして作られた「PAYA」オリジナルアイテムです。なんとも味わいのある使い込まれたチークの色となめらかな手触りがたまりません…。

4種類のサイズがあり、写真のトレイは小さい方が650B、大きい方が750Bでした。

それぞれにストーリーのある、素敵な手仕事のアイテムが揃う「PAYA」。お店の方は英語での会話もOKなので、ぜひおしゃべりしながらお買い物を楽しんでみてください。

今回の記事は、バンコク在住の日本人女性をターゲットとしたフリーペーパー「と暮らす」14号(2021年3月15日発行)雑貨特集との連動記事です。ぜひ本誌も合わせてご覧になってください!

と暮らす 公式サイト
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About Author

東京で20年間、女性誌やWEBメディアの編集者をしていました。2019年7月よりタイ・バンコクに移住。ゆるゆるとブロガー/ビデオグラファー修行中。

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